立ち読み師たちの街

襤褸は着ててもロックンロール

雑誌

鮎川哲也の『りら荘事件』を読んだのはたぶん十年くらい前か、当時は講談社文庫版が品切れになっていて、古本屋で買ったと思う(しばらくして創元推理文庫からも出た)。今回、角川文庫に入って『リラ荘殺人事件』と改題されたバージョンがあるのを初めて知…

青木淳悟の新刊『匿名芸術家』は今週発売だけど、群像の書評http://gunzo.kodansha.co.jp/39016/41699.htmlによると、デビュー作「四十日と四十夜のメルヘン」も同時収録されているらしい。この本の新潮文庫版は二年足らずで絶版になってしまったので、新刊…

「週刊SPA!」・京都・映画

今週というかもう先週号だが、中原氏の連載映画批評で、フィルム・ノワール『ビッグ・コンボ』の話が出てきた。そして、映画評論家の吉田広明氏から、新著である初の単著『B級ノワール論』を贈られた、と最後に書いてある。 私はここで、アレっ、と思った。…

林明日香さん

今回の柴崎友香特集の『文藝』だが、表紙を見た瞬間、 「あっ、林明日香だ!!」 と思った。 知ってます? 林明日香。 13歳でデビューした女性シンガーだけどねえ。初めて「ミュージック・ステーション」で見た時、あまりにも歌が上手すぎて思わず笑っちゃった…

久しぶりの更新

河原町のジュンク堂にマガジンハウスのPR誌「ウフ.」(2008年9月号)が大量に置いてあったのでゲット。 さっそく、リレー短篇の麻耶雄嵩「バッド・テイスト」を読む。 一般小説誌に載りそうな、ワンアイディアのイヤーな話。うーん、期待したけど、こんなも…

ジューンさん

たまには立ち読み師っぽい話をいくつか。先月出た「ジャーロ」は本格ミステリ大賞受賞作家特集だ。 東野圭吾、法月綸太郎、山田正紀……と豪華な顔ぶれが並ぶ中、一番目をひくのは、倉知淳だ。 <ジューン・クラチノスフ本邦初訳>「幻の銃弾」倉知淳・訳 http…

そうか、ナパルム・ディースか

今週号の「SPA!」の中原昌也「エーガ界に捧ぐ」は『インディー・ジョーンズ』の最新作の紹介。 その中で、『魔宮の伝説』の「畳み掛けるような展開の速さ」から、「速さ」つながりで、速さと激しさを追究した音楽ジャンル「グラインド・コア」を代表する…