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立ち読み師たちの街

襤褸は着ててもロックンロール

音楽 音楽

土曜は耽篇奇賊でペレーヴィン『オモン・ラー』(群像社)を読んだ。
最初読んだとき、すごく重い話に思え、けっこうダメージを喰らったんだけど、その辺皆さんどうだったんだろう。聞くの忘れたな。
翌日は、渋谷7th Floorへ、platon+condor44のイベント「44th tiger」に。二つのバンドが毎年やっているイベントで、今年で四回目らしい。私は元々、condor44のファンで、去年の三回目の際に、初めてこのグループの生演奏を見た(と同時に、そこでplatonというグループも知った)。
今回は「ディナー・ショウ」形式で、会場の渋谷7th Floorはライブ会場ではあるものの、ダイニング&バーなのでちゃんとした食事も出、客は皆、椅子に座りながら鑑賞。また、「無言MC」ということで、イラストレーターのキン・シオタニが、バンド出演の合間はステージ前で即興のドローイングで文字を書いたり絵を描いたり、それをプロジェクターで映す。
いやー、洒落た趣向だと思いましたね。あまりロックバンドでこういうのってないですよね。
で、肝心の演奏は、勿論どちらも良かったんだけど、やっぱり一番は、condor44によるまさかの「あの鐘を鳴らすのはあなた」。
公式サイトにある「佐々木はこう思う」の今年8月のページで、あるイベントで演奏する曲目を事前に発表した際、

なんというか、派手というかロックというか、最近の中ではいわゆるキャッチーな曲目たちですので、初期衝動を細胞のどこからか掘り出してきて当日ははしゃいで行きたいと思います。

もしかしたら1曲ぐらい変更があるかも、というか全曲チャゲアスのコピーになるかもしれませんが、その際はご了承いただければと思います。

僕らは常に可能性を秘めているんです。

とあり、その時はなんちゅう冗談だと笑ったものだけど、いやー、チャゲアス和田アキ子の違いはあるとはいえ、実際にこうなると……。すげーインパクトあったというか、聴きながら思いきり笑ってしまいました。
condor44はこれからしばらくはライブ活動を休止して、また曲制作に入るそうで、となると、いよいよ来年あたり、2007年1月の『goodbye 44th music』以来のアルバムが出る、ということだろうか。11年以上の活動の中で、全国流通としてはアルバム3枚(内1枚はミニアルバム)という寡作ぶりで、もう最近の私の中では、殊能将之とcondor、どちらの新作が先に出るかという感じだった。いや、しかし前作の『goodbye 44th music』も、2003年から制作のために演奏活動を休止したというから……。
気長に待ちますか。
そういや、去年のワンマンの感想もここで書いてたな。http://d.hatena.ne.jp/kkkbest/20091114/1258214429
この一年で、四回ライブ観てます、condor44

(画像はディナー・ショウで販売していたスプリットシングル)