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立ち読み師たちの街

襤褸は着ててもロックンロール

殊能将之の書評集の情報が

季刊誌『かつくら』最新号(2015年冬号)に殊能センセーの書評集が刊行予定との情報が掲載されていると知り(via 千年雪さん)、さっそく見てみました。
といっても、編集者に対するアンケート特集の冒頭に講談社の社員らしき方が寄せた文章中にさらっと一行あるだけだから、まだ詳細を発表できる段階ではないのでしょう。
以前から、mercy snow official homepage関連の文章が何か書籍化されるのではないかとの憶測はありました。亡くなられた時にも書いたようにhttp://d.hatena.ne.jp/kkkbest/20130402/1364920374メインコンテンツの「memo」は一冊に収まりきる量ではないし、インターネット特有のリンクを張っての話題は既に切れているものが多く、料理の話題はくりかえしが主なので、どのように編集されるのだろう、法月綸太郎氏が追悼文で書いたように海外小説をめぐる話題などに特化されるのかしら、などと思っていました。
Twitterでadmiralgotoさんという方が現在、センセーに関する投稿をほぼ網羅的にまとめられていますがhttp://togetter.com/li/601757(もちろん、鍵アカウントや間接的な言及などは漏れているでしょうが)、それを見て感じるのは、いまだに話題にしている人がものすごく多いということで、こんなふうに現存の読者が可視化されてみれば、おそらく出版企画の一助にもなったんではないかしら。
単著の初書籍化としては『キマイラの新しい城』以来11年ぶりですが、いったいどのようになるのだろう、続報を待つことにします。

それにしても、約2年前の自分の記述を見ると、努めて非人情的に書いてあるものの、それはやっぱりショックを押し隠そうとしてのことで、当時感じたアレヤコレヤが思い返されてきます。「再読する……」などとダラダラ言い続けているのも(しかし再読しなければ気づかなかったことが沢山あったなあ)、それに決着を付けたくないからなのかもしれませんね。