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立ち読み師たちの街

襤褸は着ててもロックンロール

雑談 殊能将之 雑談 殊能将之

殊能将之読書日記』は無事に今月、刊行されるようですね。
https://twitter.com/tatsuoiso/status/611816497942409218
なぜか版元サイトではずーっと(今現在も)カバーイメージが不明のままだったので、この十日ほど、推測をここに書こうとしては(でも数時間後に判明してハズレてたら意味ないな)と思って止めるという状態が続いてました。それは、
(1)『法月綸太郎本格ミステリー塾』のように文字だけ
(2)北見隆さんが手がける
という単純なもので、まあ(1)で大きくハズレてはいなさそうですが、函入りでなかったのはチト意外。あと索引があるということで正しくは400頁とか。
「今回、収録できなかったテキストもたくさんあります。それが書籍化できるかは、この本の売れ行きにかかっているそうです」https://twitter.com/tatsuoiso/status/611816859927601152
ということなので、いずれ以前の『原稿集』に大幅増補したものなども作られてほしいですね。

小島正樹『武家屋敷の殺人』(講談社ノベルス
初小島作品。単に屋敷ものかと思いきや、辿り着くまでに100頁を費やす構成にまず驚く。そこからは駆け足で、フリーターと弁護士という二人の探偵役を配して捜査中にも解決中にもドンドン謎が増えていく。特に最後は『厨子家の悪霊』かというようなドンデン返しの連続で、脳内ではやや複雑な再現シーンを思い浮かべる必要があり、リアリティだとか動機だとかいった感覚は麻痺してしまう。2009年なので少し前のものですが、他の作品もこういうコッテリした感じなんでしょうか。

最近、周囲で意気が揚がらないという人が増えている気がする。五月病から梅雨に入る季節の関係なのかしら。