立ち読み師たちの街

襤褸は着ててもロックンロール

2011-10-29から1日間の記事一覧

続々・自意識そしてユーモア――松尾詩朗『彼は残業だったので』を読む

【※松尾詩朗『彼は残業だったので』の真相に若干触れていますので、未読の方はご注意ください】 (承前) ・幻想ミステリとして読む 前回紹介した「著者の言葉」に「幻想的な謎」という語があるけれど、ほとんどのミステリはある程度、幻想性を含んでいる。…