告知をボヤボヤしているうちに売り切れてしまったのですが、同人誌ストレンジ・フィクションズ第四号に短篇「胡瓜の絞り方。」を執筆しました。
これは、2021年7月に電子リリースされたストレンジ・フィクションズ臨時増刊『夜になっても遊びつづけろ 夜ふかし百合アンソロジー』に執筆した「餃子の焼き方。」に続く、自炊探偵シリーズの第二話です。
今年の前半に、また臨時増刊企画が予定されているので、そこに第三話を書こうと思っています。
織戸久貴さん/千葉集さん主幹のストレンジ・フィクションズにはこの五年間でけっこうな分量を発表していることに気がつきました。
その中で、結果的にメタフィクションとなった四作が合計400枚くらいあり、いずれ改稿して自分でまとめたいなあと思っています(内訳は「特別資料」特集・異色作家短篇集/「『田端心中』の謎」特集・日本探偵小説全集/「ゲームの規則」特集・ゲーム小説/「ポストカード」特集・声百合)。
で、この自炊探偵シリーズも、5~6話くらい書いたら、自分でまとめたいなあと考えています。
私は長年書きたいと思うものを書けずにフラストレーションが溜まりがちだったのですが、「ストフィクには絶対落とさないようにしよう!」と思ううち、最近は「この辺でもう諦めるか……」という妥協スキルが身についてきたのか、書けるペースが少し早まってきたような気がしています。同人の方々には感謝、感謝です。
また何か告知できることが出てきましたら、ここで告知します。
今後ともよろしくお願いします。