フーダニット翻訳倶楽部による5年前の横井司インタビューをたまたま見かけたので、興味深く読んだ。
http://www.litrans.net/whodunit/int/ronso.htm
あの頃の論創海外ミステリの勢いは凄かった。「大丈夫かこの出版社」というミステリファンの悲鳴のような戸惑いのような声をちらほら聞いた。
現在では、月に1冊くらいのペースに落ち着いたようだ(刊行されていない月もある)。
インタビューを読むと、本当に、勢いというか、余裕のような熱気があり、実は結構、エネルギーをもらった。
「雑誌感覚で読んでもらいたい」ということだけど、まあペースとしてはやっぱり、判型は違えどポケミスみたいなイメージなんだろうか。
パトリック・クエンティンやシニャック、ジョン・ブラックバーンも3冊出たし、ちょっとそろそろ気合を入れていろいろ読まなければなあ、論創海外ミステリ、という思いです。